カテゴリ: Servlet 更新日: 2026/02/15

クエリパラメータとは?初心者でもわかるGETリクエストとURLの仕組みを完全解説

クエリパラメータとは?GET の仕組みをわかりやすく解説
クエリパラメータとは?GET の仕組みをわかりやすく解説

新人と先輩の会話形式で理解しよう

新人

「WebサイトのURLの後ろに、?とか=とか&が付いているのを見たんですが、あれは何なんですか?」

先輩

「それはクエリパラメータと呼ばれる仕組みで、Webページに情報を渡すために使われています。」

新人

「URLに情報を渡すって、どういうことなんですか?」

先輩

「検索キーワードやページ番号などを、URLに付けてサーバに伝える方法だと思うとイメージしやすいですよ。」

新人

「プログラミング未経験でも理解できますか?」

先輩

「大丈夫です。基本から順番に見ていきましょう。」

1. クエリパラメータとは?(基本的な意味と役割)

1. クエリパラメータとは?(基本的な意味と役割)
1. クエリパラメータとは?(基本的な意味と役割)

クエリパラメータとは、WebサイトのURLの後ろに付けて、追加の情報をサーバに送るための仕組みです。 「クエリ」とは質問や問い合わせという意味があり、URLを通して「この条件で表示してほしい」という情報を伝える役割を持っています。

例えば、検索サイトで何か言葉を入力して検索すると、URLに検索キーワードが表示されることがあります。 これがクエリパラメータです。人間で例えるなら、注文用紙に「商品名」や「個数」を書いて店員に渡すようなイメージです。

URLの中でクエリパラメータは「?」から始まります。 その後に「名前=値」という形で情報を書きます。この「名前」の部分をパラメータ名、「値」の部分をパラメータの値と呼びます。

たとえば「keyword=java」というクエリパラメータがあれば、「検索キーワードはjavaです」とサーバに伝えていることになります。 プログラミング初心者の方は、「URLに付けるメモ」のように考えると理解しやすいでしょう。

2. GETリクエストとクエリパラメータの関係

2. GETリクエストとクエリパラメータの関係
2. GETリクエストとクエリパラメータの関係

GETリクエストとは、Webブラウザがサーバに対して「情報をください」とお願いするときの通信方法です。 私たちが普段、Webサイトを開いたり、リンクをクリックしたりするとき、多くの場合はGETリクエストが使われています。

クエリパラメータは、このGETリクエストと非常に相性が良い仕組みです。 なぜなら、GETリクエストではURLそのものに情報を含めてサーバへ送信するからです。 つまり、URLに書かれたクエリパラメータが、そのままサーバへのリクエスト内容になります。

例えば、ページ番号を指定したり、検索条件を指定したりするときに、クエリパラメータがよく使われます。 「何ページ目を表示するか」「どの条件で絞り込むか」といった情報を、URLを通じて簡単に渡せるのが特徴です。

ただし、GETリクエストはURLに情報がそのまま表示されるため、パスワードなどの大切な情報を送るのには向いていません。 この点も、クエリパラメータを使うときに覚えておきたい重要なポイントです。


public class GetRequestExample {
    public static void main(String[] args) {
        String url = "https://example.com/search?keyword=java&page=1";
        System.out.println(url);
    }
}

https://example.com/search?keyword=java&page=1

3. URLに含まれるクエリパラメータの仕組み

3. URLに含まれるクエリパラメータの仕組み
3. URLに含まれるクエリパラメータの仕組み

URLは大きく分けて「プロトコル」「ドメイン」「パス」「クエリパラメータ」で構成されています。 クエリパラメータは、その中でも追加情報を担当する部分です。

「?」の後ろに続く情報がクエリパラメータで、「&」を使うことで複数の情報を同時に送ることができます。 これは、注文用紙に複数の項目を書くのと同じ感覚です。

例えば「category=book&price=low」というクエリパラメータがあれば、 「カテゴリは本で、価格は安いもの」という条件をサーバに伝えています。 サーバ側では、この情報を受け取って、条件に合った結果を表示します。

プログラミングの世界では、このクエリパラメータを使って画面表示を切り替えたり、 データベース検索の条件を指定したりします。 初心者の方は、まず「URLで情報を渡せる」という点をしっかり理解することが大切です。


<a href="https://example.com/product?category=book&sort=popular">
    人気の本を表示する
</a>

リンクをクリックすると、条件付きのページが表示されます

4. GETリクエストが送信される流れ(リクエストとレスポンス)

4. GETリクエストが送信される流れ(リクエストとレスポンス)
4. GETリクエストが送信される流れ(リクエストとレスポンス)

ここからは、クエリパラメータを含んだGETリクエストが、どのような流れでサーバに送信され、どのようにレスポンスが返ってくるのかを見ていきます。 Webアプリケーションの基本的な仕組みを理解する上で、この流れを把握することはとても重要です。

まず、利用者がWebブラウザでURLを入力したり、リンクをクリックしたりすると、その瞬間にブラウザはサーバに対してリクエストを送信します。 GETリクエストの場合、このリクエスト内容には、アクセス先のURLとともにクエリパラメータが含まれます。

サーバは、受け取ったリクエストを解析し、「どのページに対する要求なのか」「どんな条件が指定されているのか」を確認します。 その際、URLの後ろに付いているクエリパラメータを読み取り、処理の条件として利用します。

次に、サーバ側では必要な処理が実行されます。 例えば、検索結果を取得したり、指定されたページ番号に応じたデータを準備したりします。 その処理結果をHTMLなどの形式にまとめ、レスポンスとしてブラウザに返します。

最後に、ブラウザはサーバから返ってきたレスポンスを受け取り、画面に表示します。 私たちが普段見ているWebページは、この一連の流れが一瞬で行われた結果なのです。 GETリクエストとレスポンスの関係を理解すると、クエリパラメータがどこで使われているのかが、より明確になります。


<a href="/search?keyword=java&level=beginner">
    初心者向けJava記事を探す
</a>

上記のようなリンクをクリックすると、ブラウザは指定されたURLをそのままGETリクエストとして送信します。 クエリパラメータはURLの一部として扱われるため、特別な操作をしなくても自動的にサーバへ渡されます。

5. Servletでクエリパラメータを受け取る方法

5. Servletでクエリパラメータを受け取る方法
5. Servletでクエリパラメータを受け取る方法

次に、サーバ側であるServletが、クエリパラメータをどのように受け取るのかを見ていきましょう。 Servletでは、HttpServletRequestというオブジェクトを通じて、リクエストに関するさまざまな情報を取得できます。

クエリパラメータを受け取るときに使われる代表的な方法が、getParameterというメソッドです。 このメソッドを使うことで、パラメータ名を指定して、その値を文字列として取得できます。

例えば、URLに「keyword=java」というクエリパラメータが含まれている場合、 Servlet側では「keyword」という名前を指定して値を取り出します。 初心者の方は、「URLに書かれた情報を、そのまま取り出す」と考えると分かりやすいでしょう。


import jakarta.servlet.http.HttpServlet;
import jakarta.servlet.http.HttpServletRequest;
import jakarta.servlet.http.HttpServletResponse;
import java.io.IOException;

public class QueryParamServlet extends HttpServlet {

    protected void doGet(HttpServletRequest request, HttpServletResponse response) throws IOException {
        String keyword = request.getParameter("keyword");
        response.getWriter().println("検索キーワードは " + keyword + " です");
    }
}

検索キーワードは java です

このように、Servletでは特別な設定をしなくても、GETリクエストに含まれるクエリパラメータを簡単に扱うことができます。 Webアプリケーションでは、この仕組みを使って検索条件や画面表示の切り替えを行います。

また、同時に複数のクエリパラメータが送信される場合でも、それぞれの名前を指定すれば個別に取得できます。 この柔軟さが、GETリクエストとServletの組み合わせがよく使われる理由の一つです。


protected void doGet(HttpServletRequest request, HttpServletResponse response) throws IOException {
    String category = request.getParameter("category");
    String page = request.getParameter("page");
    response.getWriter().println("カテゴリ=" + category + " ページ=" + page);
}

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6. クエリパラメータを正しく扱うための基本ポイント

6. クエリパラメータを正しく扱うための基本ポイント
6. クエリパラメータを正しく扱うための基本ポイント

クエリパラメータはとても便利な仕組みですが、正しく扱うためにはいくつかの基本ポイントを意識する必要があります。 ここでは、初心者の方が特につまずきやすい点を中心に解説します。

まず重要なのは、クエリパラメータは常に文字列として受け取られるという点です。 数値を想定している場合でも、Servletで取得した直後は文字列になっています。 そのため、必要に応じて数値へ変換する処理を行う必要があります。

次に、パラメータが存在しない場合の考慮も欠かせません。 利用者が意図しないURLを入力した場合や、リンクの指定ミスがあると、クエリパラメータが送られてこないことがあります。 その際、値は空になるため、事前にチェックしておくことが大切です。

また、GETリクエストのクエリパラメータはURLに表示されるため、機密情報を扱う用途には向いていません。 あくまで検索条件や表示切り替えなど、公開されても問題のない情報に限定して使うことが基本です。

さらに、クエリパラメータの名前は分かりやすく統一することが望ましいです。 パラメータ名が曖昧だと、後からコードを読み返したときに理解しづらくなります。 チーム開発では特に、命名ルールを意識することが重要です。

これらのポイントを押さえておくことで、クエリパラメータを使ったGETリクエストを安全かつ分かりやすく扱えるようになります。 基本をしっかり理解することで、Servletを使ったWeb開発の土台がより安定したものになるでしょう。

7. クエリパラメータとGETを使うメリット

7. クエリパラメータとGETを使うメリット
7. クエリパラメータとGETを使うメリット

クエリパラメータとGETリクエストを組み合わせて使う最大のメリットは、仕組みが分かりやすく、扱いやすい点にあります。 URLに情報がそのまま表示されるため、どのような条件でページが表示されているのかを一目で確認できます。 これは、初心者がWebの動きを理解するうえで非常に大きな利点です。

また、クエリパラメータを含むURLは、そのままブックマークしたり、他人に共有したりできます。 例えば、検索結果ページや絞り込み条件付きの一覧ページをURLとして保存すれば、 後から同じ条件の画面を簡単に再表示できます。 これは、GETリクエストならではの便利な特徴です。

開発者側の視点で見ても、GETとクエリパラメータは実装が比較的シンプルです。 Servletでは、特別な設定をしなくても getParameter メソッドを使うだけで値を取得できます。 そのため、検索機能やページ切り替え機能などを素早く実装できます。

さらに、GETリクエストはWebの基本的な仕組みとして広く使われているため、 フレームワークやブラウザとの相性が良い点も見逃せません。 多くのWebサービスや検索エンジンは、GETリクエストとクエリパラメータを前提に設計されています。 そのため、標準的な方法を学ぶという意味でも、初心者にとって価値が高いと言えます。

検索エンジン対策の観点でも、GETリクエストは重要な役割を果たします。 URLに条件が含まれていることで、検索エンジンがページ内容を理解しやすくなり、 適切にインデックスされる可能性が高まります。 この点は、情報提供型のWebサイトやブログを運営する場合に特に有効です。


protected void doGet(HttpServletRequest request, HttpServletResponse response) throws IOException {
    String sort = request.getParameter("sort");
    if (sort == null) {
        sort = "default";
    }
    response.getWriter().println("並び替え条件は " + sort + " です");
}

並び替え条件は popular です

このように、GETとクエリパラメータは、使いやすさ、共有のしやすさ、実装の簡単さといった多くのメリットを持っています。 まずは基本的な用途から使い始めることで、Webアプリケーション開発の理解が一段と深まるでしょう。

8. クエリパラメータ利用時の注意点とよくあるミス

8. クエリパラメータ利用時の注意点とよくあるミス
8. クエリパラメータ利用時の注意点とよくあるミス

クエリパラメータは便利な反面、使い方を誤ると不具合やトラブルの原因になります。 ここでは、初心者が特につまずきやすい注意点と、よくあるミスについて整理します。

最も多いミスの一つが、パラメータが必ず存在すると思い込んでしまうことです。 実際には、URLを直接入力されたり、リンクの指定が間違っていたりすると、 想定していたクエリパラメータが送られてこない場合があります。 このとき、値をそのまま使おうとすると、エラーや意図しない動作につながります。

次に注意したいのが、文字コードの問題です。 日本語などの文字をクエリパラメータに含めると、URLエンコードされて送信されます。 サーバ側で正しく処理しないと、文字化けが発生することがあります。 初心者のうちは、「日本語はそのまま送れない場合がある」という点を覚えておくだけでも十分です。

また、クエリパラメータはURLに表示されるため、セキュリティ面の配慮が欠かせません。 パスワードや個人情報など、外部に見えてはいけない情報をGETで送るのは避けるべきです。 これを理解せずに実装してしまうと、情報漏えいの原因になります。

さらに、パラメータの値をそのまま画面に表示することも注意が必要です。 悪意のある文字列が送られた場合、表示内容が崩れたり、セキュリティ上の問題が発生したりします。 実際の開発では、入力値のチェックや制限を行うことが重要です。


protected void doGet(HttpServletRequest request, HttpServletResponse response) throws IOException {
    String pageParam = request.getParameter("page");
    int pageNumber = 1;
    if (pageParam != null) {
        try {
            pageNumber = Integer.parseInt(pageParam);
        } catch (NumberFormatException e) {
            pageNumber = 1;
        }
    }
    response.getWriter().println("表示ページ番号は " + pageNumber + " です");
}

表示ページ番号は 1 です

この例のように、クエリパラメータを使う際は、 値が存在するかどうか、正しい形式かどうかを必ず確認することが大切です。 こうした基本的なチェックを行うだけで、多くのトラブルを未然に防ぐことができます。

9. クエリパラメータとGETの重要ポイントまとめ

9. クエリパラメータとGETの重要ポイントまとめ
9. クエリパラメータとGETの重要ポイントまとめ

ここまで、クエリパラメータとGETリクエストについて、仕組みから使い方、注意点まで解説してきました。 最後に、初心者が特に押さえておきたい重要なポイントを整理します。

クエリパラメータは、URLを通じてサーバに情報を渡すための仕組みです。 GETリクエストと組み合わせることで、検索条件や表示切り替えなどを簡単に実現できます。 URLに情報が含まれるため、動作が分かりやすく、学習にも向いています。

一方で、URLに情報が表示されるという特性上、扱える情報には制限があります。 機密性の高い内容は避け、公開されても問題のないデータに限定することが基本です。 また、パラメータが存在しない場合や、形式が不正な場合を想定した処理も欠かせません。

Servletでは、getParameter メソッドを使うことで、クエリパラメータを簡単に取得できます。 ただし、取得した値はすべて文字列として扱われるため、 数値として使う場合は変換処理が必要になる点を覚えておきましょう。

クエリパラメータとGETの仕組みを正しく理解することは、 Webアプリケーション開発の基礎体力を身につけることにつながります。 この基礎をしっかり押さえておけば、今後POSTリクエストやフレームワークを学ぶ際にも、 理解がスムーズに進むはずです。

まずはシンプルな例から実際に手を動かし、 URLと画面表示の関係を確認しながら学習を進めてみてください。 それが、確実なステップアップへの近道になります。

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