カテゴリ: Spring 更新日: 2026/01/22

@WebMvcTestを使ってコントローラーをテストしよう

@WebMvcTestを使ってコントローラーをテストしよう
@WebMvcTestを使ってコントローラーをテストしよう

新人と先輩の会話形式で理解しよう

新人

「Spring Bootでテストを書こうとしているんですが、@WebMvcTestっていうものが出てきて、何をテストするためのものなのか分からなくなってしまいました…」

先輩

「最初は戸惑いますよね。@WebMvcTestは、コントローラーに注目して動きを確認するためのテストなんです。」

新人

「コントローラーだけをテストするって、どういう意味なんでしょうか?」

先輩

「画面への遷移やリクエストの受け取りが正しくできているかを、シンプルに確認するイメージですね。順番に見ていきましょう。」

1. Spring Bootのテストで出てくるWebMvcTestとは何か

1. Spring Bootのテストで出てくるWebMvcTestとは何か
1. Spring Bootのテストで出てくるWebMvcTestとは何か

Spring Bootでテストについて調べていると、WebMvcTestという言葉を目にすることがよくあります。 WebMvcTestは、Spring MVCで作られたコントローラーの動作に焦点を当てて確認するための仕組みです。 Spring MVC テストの中でも、特に「画面やリクエストの入り口部分」を確認する目的で使われます。

PleiadesでSpring Bootのプロジェクトを作成すると、テストを書くための環境が最初から整っています。 Gradleを使っている場合でも、この点は変わりません。 WebMvcTestは、その環境の中で「コントローラーが正しく動くか」を素早く確認するための選択肢の一つです。

初心者のうちは、テストと聞くだけで難しそうに感じてしまうかもしれません。 しかし、WebMvcTestの考え方はとてもシンプルです。 「このURLにアクセスしたとき、想定した画面が返ってくるか」 「リクエストを正しく受け取れているか」 こうした点を安心して確認するための仕組みだと考えてください。

WebMvcTestは、アプリケーション全体を細かく調べるものではありません。 あくまでコントローラーという役割に注目し、そこが正しく動いているかを確かめます。 そのため、Spring MVC テストをこれから学び始める人にとって、とても理解しやすいテスト方法です。


@Controller
public class HelloController {

    public String hello() {
        return "hello";
    }
}

このような@Controllerで作られたクラスは、画面への入り口となる重要な役割を持っています。 WebMvcTestを使ったテストでは、このコントローラーが正しく登録され、 リクエストに対して適切な画面を返せるかどうかを確認します。


public class HelloControllerTest {

    public void testHello() {
        // コントローラーの画面遷移を確認するためのテスト
    }
}

このテストでは、処理の中身を細かく検証する必要はありません。 「コントローラーとして問題なく動作しているか」 「画面名が正しく返ってくるか」 といった点を確認できれば十分です。 これがWebMvcTestの基本的な役割です。

2. コントローラーだけをテストするとはどういう意味か

2. コントローラーだけをテストするとはどういう意味か
2. コントローラーだけをテストするとはどういう意味か

「コントローラーだけをテストする」と聞くと、 なぜわざわざ一部分だけを見るのか疑問に思うかもしれません。 しかし、Spring Bootのアプリケーションは、役割ごとに分かれて作られています。 その中で、コントローラーはユーザーからのリクエストを最初に受け取る重要な場所です。

コントローラーの役割は、リクエストを受け取り、必要な処理につなげ、画面を返すことです。 この流れが正しく動かないと、その先の処理がどれだけ正しくても、アプリケーションは使えません。 そのため、コントローラー テストを行うことで、 「入り口がちゃんと機能しているか」を先に確認できるようになります。

WebMvcTestでは、コントローラーの周辺だけを簡単に確認できるため、 テストの準備や実行に時間がかかりにくいという特徴があります。 初心者の段階では、この「気軽に確認できる」という点がとても大切です。

例えば、画面遷移がうまくいかない場合、 原因がコントローラーにあるのか、それ以外にあるのかを切り分けるのは大変です。 しかし、コントローラーだけをテストしておけば、 「少なくともコントローラーは問題ない」と安心できます。 これにより、次の確認作業がとても楽になります。


@Controller
public class LoginController {

    public String login() {
        return "login";
    }
}

このようなログイン画面を表示するコントローラーも、 WebMvcTestを使えば単独で確認できます。 画面名が正しく返るかどうかをチェックするだけでも、 アプリケーションの品質は一段階高まります。


public class LoginControllerTest {

    public void testLoginPage() {
        // ログイン画面が正しく表示されるかを確認するテスト
    }
}

このように、WebMvcTestは「全部を一気に確認するテスト」ではありません。 コントローラーという役割に集中して確認することで、 初心者でもテストの目的を見失わずに進めることができます。 Spring MVC テストの第一歩として、とても取り組みやすい考え方です。

3. WebMvcTestを使うと何がテスト対象になるのか

3. WebMvcTestを使うと何がテスト対象になるのか
3. WebMvcTestを使うと何がテスト対象になるのか

WebMvcTestを使ったテストで確認される対象は、 Spring MVCにおけるコントローラー周辺の動きです。 ここで大切なのは、 「アプリケーション全体」ではなく 「コントローラーに関係する範囲だけ」を見るという点です。

Spring Bootのアプリケーションは、 画面表示、処理、設定など多くの要素で構成されています。 その中でWebMvcTestは、 ユーザーからのリクエストを最初に受け取る コントローラー部分に注目します。 つまり、画面への入り口が正しく動いているかを確認するテストです。

WebMvcTest 使い方を初心者向けに考えると、 「URLにアクセスしたときに、想定した画面へ進めるか」 「コントローラーが正しく呼び出されるか」 こうした点が主な確認対象になります。 細かい処理内容やデータの保存などは、 このテストでは重要ではありません。

そのため、テストを書くときも、 処理の結果を細かく比較する必要はなく、 「エラーが出ずに画面が返るか」 「指定した画面名が返ってくるか」 といった点を確認するだけで十分です。 これがWebMvcTestの特徴です。


@Controller
public class ProductController {

    public String list() {
        return "product/list";
    }
}

このようなコントローラーがある場合、 WebMvcTestでは、 このクラスが正しく読み込まれ、 リクエストを受け取れる状態かどうかがテスト対象になります。 メソッドの中で何をしているかよりも、 コントローラーとして成立しているかが重要です。


public class ProductControllerTest {

    public void testProductList() {
        // 商品一覧画面への遷移を確認するテスト
    }
}

このように、 WebMvcTestは「コントローラーの役割を果たしているか」を 確認するためのテストです。 Spring コントローラー テストとして、 どこまでを見るテストなのかを意識することで、 混乱せずに理解できるようになります。

4. 画面遷移やリクエストがどのように確認されるのか

4. 画面遷移やリクエストがどのように確認されるのか
4. 画面遷移やリクエストがどのように確認されるのか

WebMvcTestでは、 画面遷移やリクエストの流れを シンプルな形で確認できます。 ここでのポイントは、 「実際に画面を開く」のではなく、 コントローラーの動きだけを再現する点です。

Pleiadesでアプリケーションを実行すると、 ブラウザを通して画面を確認します。 一方、WebMvcTestでは、 テストコードの中からリクエストを送ったつもりになって、 コントローラーがどう反応するかを見ます。 これにより、画面遷移の確認を自動化できます。

例えば、 「このURLにアクセスしたらログイン画面が表示される」 という動きを確認したい場合、 WebMvcTestを使えば、 コントローラーがその画面名を返しているかを テストの中で確かめられます。

ここでは、 HTMLの中身や画面の見た目を確認する必要はありません。 あくまで、 コントローラーが正しい画面名を返しているか、 リクエストを正しく受け取れているかが確認できれば十分です。


@Controller
public class OrderController {

    public String confirm() {
        return "order/confirm";
    }
}

このような注文確認画面のコントローラーがある場合でも、 WebMvcTestでは、 「order/confirm」という画面名が返るかどうかを 確認することができます。 これにより、画面遷移のミスに早く気づけます。


public class OrderControllerTest {

    public void testConfirmPage() {
        // 注文確認画面への遷移を確認するテスト
    }
}

このように、 WebMvcTestは画面遷移とリクエストの関係を 分かりやすく確認できる仕組みです。 実務未経験の初心者でも、 「画面につながる入口を確認している」 と考えるとイメージしやすくなります。

5. SpringBootTestとの考え方の違い

5. SpringBootTestとの考え方の違い
5. SpringBootTestとの考え方の違い

WebMvcTestを理解するうえで、 SpringBootTestとの違いを知っておくことはとても大切です。 ただし、難しく考える必要はありません。 確認する範囲が違う、という点を意識するだけで十分です。

SpringBootTestは、 Spring Bootのアプリケーション全体を起動し、 問題なく動作するかを確認するテストです。 コントローラーだけでなく、 設定や処理クラスなども含めて確認します。 そのため、確認範囲はとても広くなります。

一方でWebMvcTestは、 コントローラー周辺に確認範囲を絞ったテストです。 アプリ全体が動くかどうかではなく、 「画面の入り口が正しく機能しているか」 という点に集中します。 これが考え方の大きな違いです。

例えるなら、 SpringBootTestは「建物全体の完成検査」、 WebMvcTestは「玄関がちゃんと開くかの確認」 のような関係です。 どちらも大切ですが、 目的が違うだけだと考えると分かりやすくなります。

Spring コントローラー テストとしてWebMvcTestを使い、 アプリ全体の確認にはSpringBootTestを使う。 このように役割を分けて考えることで、 テストに対する理解がぐっと深まります。

初心者の段階では、 「WebMvcTestはコントローラーを見るテスト」 「SpringBootTestは全体を見るテスト」 この違いを押さえておくだけで十分です。 それだけでも、 テストに対する不安はかなり減っていきます。

6. WebMvcTestを使うメリット

6. WebMvcTestを使うメリット
6. WebMvcTestを使うメリット

WebMvcTestを使う一番のメリットは、 コントローラーに関する不安を早い段階で減らせることです。 Spring Bootでアプリケーションを作っていると、 「画面が表示されない」 「想定した画面に遷移しない」 といった問題に直面することがよくあります。

こうした問題は、 処理の中身ではなく、 コントローラーの定義や画面名の指定ミスが原因であることも多いです。 WebMvcTestを使えば、 その入り口部分だけを切り出して確認できるため、 問題の切り分けがとても楽になります。

また、WebMvcTestは確認範囲が限定されているため、 テストの実行時間が短くなりやすいという特徴があります。 アプリ全体を起動するテストと比べて、 気軽に何度も実行できる点は、 初心者にとって大きなメリットです。

「ちょっと修正したから動きを確認したい」 「画面遷移だけ念のためチェックしたい」 そんなときにWebMvcTestがあると、 ブラウザで毎回確認しなくても安心できます。 これは、日々の開発をスムーズに進めるうえで、 とても助けになるポイントです。


@Controller
public class ProfileController {

    public String profile() {
        return "profile";
    }
}

このようなシンプルなコントローラーであっても、 WebMvcTestを使って画面名が正しく返るかを確認しておけば、 小さなミスに早く気づくことができます。 それだけでも、安心感は大きく変わります。


public class ProfileControllerTest {

    public void testProfilePage() {
        // プロフィール画面への遷移を確認するテスト
    }
}

WebMvcTestのメリットは、 「完璧なテストを書くこと」ではありません。 「コントローラーは大丈夫そうだ」 という感覚を持てること自体が、 初心者にとってとても価値のあるポイントです。

7. コントローラー専用テストがあると安心できる理由

7. コントローラー専用テストがあると安心できる理由
7. コントローラー専用テストがあると安心できる理由

コントローラー専用のテストがあると、 開発中の不安が大きく減ります。 なぜなら、コントローラーは ユーザーとアプリケーションをつなぐ最初の窓口だからです。

どれだけ処理の中身を丁寧に作っていても、 コントローラーが正しく動かなければ、 その処理は一切使われません。 そのため、 「コントローラーがちゃんと動いている」 という確認が取れているだけで、 心理的な安心感は大きく変わります。

WebMvcTestを使っていれば、 画面遷移やリクエストの受け取りについて、 最低限の確認が常にできる状態になります。 これは、 「どこから確認すればいいか分からない」 という初心者の悩みを減らしてくれます。

例えば、画面が表示されない問題が起きたときでも、 WebMvcTestが通っていれば、 「少なくともコントローラーは問題なさそうだ」 と判断できます。 そうすると、 次に確認すべき場所が自然と見えてきます。


@Controller
public class SettingController {

    public String setting() {
        return "setting";
    }
}

このような設定画面のコントローラーがある場合でも、 コントローラー専用テストを用意しておけば、 画面名の指定ミスや定義漏れにすぐ気づけます。 小さな確認の積み重ねが、 大きな安心につながっていきます。


public class SettingControllerTest {

    public void testSettingPage() {
        // 設定画面への遷移を確認するテスト
    }
}

コントローラー専用テストがあることで、 「とりあえず動かして確認する」 という作業から少しずつ離れられます。 それは、 テストに慣れていない初心者にとって、 とても心強い変化です。

8. 初心者が最初に押さえておきたいWebMvcTestの考え方

8. 初心者が最初に押さえておきたいWebMvcTestの考え方
8. 初心者が最初に押さえておきたいWebMvcTestの考え方

WebMvcTestを学び始めた初心者が、 最初に押さえておきたいのは、 「完璧に理解しなくても使っていい」 という考え方です。 テストと聞くと、 難しい知識や細かい設定が必要だと 思ってしまいがちですが、 WebMvcTestはもっと気軽に使えます。

WebMvcTestの役割は、 コントローラーの動きをざっくり確認することです。 処理の中身を深く追いかけたり、 すべてのケースを網羅したりする必要はありません。 「画面につながっているか」 「リクエストを受け取れているか」 それが分かれば十分です。

また、 WebMvcTestは単独で完結するテストではありません。 あくまでテスト全体の中の一つの役割です。 全体を見るテスト、 処理を見るテスト、 その中で 「コントローラーを見るテスト」 を担当しているのがWebMvcTestです。

初心者の段階では、 「WebMvcTestはコントローラー専用」 「画面とリクエストの入口を見る」 この二つを覚えておくだけで十分です。 細かい使い分けや高度な設定は、 もっと後からで問題ありません。

WebMvcTestを使うことで、 テストに対するハードルは確実に下がります。 「テストは難しそう」 という気持ちが、 「これなら少し分かるかも」 に変わることが、 最初の大きな一歩です。

コントローラーだけをテストするという考え方は、 Spring MVCの理解を深める助けにもなります。 まずは役割を意識しながら、 WebMvcTestを通して コントローラーの動きを ゆっくり確認していくことが大切です。

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