カテゴリ: データベース 更新日: 2026/01/28

SQLのSELECT文を完全ガイド!初心者でもわかるデータの取得方法

SELECT文
SELECT文

新人と先輩の会話形式で理解しよう

新人

「データベースから情報を取得する方法を知りたいです!」

先輩

「データベースのデータを取得するには、SQLのSELECT文を使うんだ。」

新人

「SELECT文って何ですか?」

先輩

「SQLのSELECT文を使うと、データベースのテーブルから必要なデータを取得できるんだ。実際にテーブルを見てみよう!」

1. 今回使用するテーブルデータ

1. 今回使用するテーブルデータ
1. 今回使用するテーブルデータ

今回のSQLの解説では、社員情報を管理するemployeeテーブルを使用します。このテーブルには、社員のidnameagedepartmentsalaryの情報が格納されています。

id name age department salary
1田中 太郎30営業5000000
2佐藤 花子25マーケティング4200000
3鈴木 一郎35開発6000000
4高橋 直子28人事4800000
5山本 健太40経理5500000

2. SELECT文の基本

2. SELECT文の基本
2. SELECT文の基本

SQLのSELECT文は、データベースからデータを取得するための命令文です。例えば、employeeテーブルからすべてのデータを取得するには、次のように記述します。


SELECT * FROM employee;

このSQL文の意味は、次の通りです。

  • SELECT *: すべてのカラム(列)を取得する。
  • FROM employee: employeeテーブルからデータを取得する。

このSQLを実行すると、以下のような結果が得られます。

id name age department salary
1田中 太郎30営業5000000
2佐藤 花子25マーケティング4200000
3鈴木 一郎35開発6000000
4高橋 直子28人事4800000
5山本 健太40経理5500000

3. 特定のカラムを取得する方法

3. 特定のカラムを取得する方法
3. 特定のカラムを取得する方法

すべてのカラムではなく、特定のカラムだけを取得したい場合は、*の代わりにカラム名を指定します。


SELECT name, age FROM employee;

このSQLを実行すると、以下のような結果が得られます。

name age
田中 太郎30
佐藤 花子25
鈴木 一郎35
高橋 直子28
山本 健太40

4. WHERE句でデータを絞り込む

4. WHERE句でデータを絞り込む
4. WHERE句でデータを絞り込む

データを取得するときに、すべてのデータではなく、特定の条件に合うデータだけを取得したい場合は、WHERE句を使います。


SELECT * FROM employee WHERE age >= 30;

このSQL文は、employeeテーブルから30歳以上の社員のデータだけを取得します。

id name age department salary
1田中 太郎30営業5000000
3鈴木 一郎35開発6000000
5山本 健太40経理5500000

このように、WHERE句を使うことで、条件に一致したデータのみを取得できます。

5. ORDER BYでデータを並び替える

5. ORDER BYでデータを並び替える
5. ORDER BYでデータを並び替える

データを取得するときに、特定の順番で並び替えたい場合は、ORDER BYを使います。


SELECT * FROM employee ORDER BY age ASC;

このSQL文は、年齢の昇順(小さい順)に並び替えてデータを取得します。

id name age department salary
2佐藤 花子25マーケティング4200000
4高橋 直子28人事4800000
1田中 太郎30営業5000000
3鈴木 一郎35開発6000000
5山本 健太40経理5500000

逆に、降順(大きい順)に並び替えたい場合は、DESCを指定します。


SELECT * FROM employee ORDER BY age DESC;

このSQLを実行すると、年齢の降順(大きい順)に並び替えられます。

id name age department salary
5山本 健太40経理5500000
3鈴木 一郎35開発6000000
1田中 太郎30営業5000000
4高橋 直子28人事4800000
2佐藤 花子25マーケティング4200000

このように、ORDER BYを使うと、データの並び順を自由に調整できます。

6. LIMITで取得するデータ数を制限

6. LIMITで取得するデータ数を制限
6. LIMITで取得するデータ数を制限

データが多すぎる場合、すべてのデータを取得するのではなく、最初の数件だけ取得したいことがあります。そのような場合は、LIMIT句を使用します。


SELECT * FROM employee LIMIT 3;

このSQL文は、employeeテーブルから最初の3件のデータだけを取得します。

id name age department salary
1田中 太郎30営業5000000
2佐藤 花子25マーケティング4200000
3鈴木 一郎35開発6000000

また、取得するデータの開始位置を指定したい場合は、OFFSETを使用します。


SELECT * FROM employee LIMIT 3 OFFSET 2;

このSQL文は、データの3件目から3件のデータを取得します。

id name age department salary
3鈴木 一郎35開発6000000
4高橋 直子28人事4800000
5山本 健太40経理5500000

このように、LIMITOFFSETを組み合わせることで、データの取得範囲を自由に制御できます。

7. よくあるエラーと対策

7. よくあるエラーと対策
7. よくあるエラーと対策

初心者がSQLのSELECT文を使うときに、よくあるエラーを紹介します。

1. テーブル名の間違い

例えば、employeesではなく、正しいテーブル名はemployeeなのに間違えると、エラーが発生します。


SELECT * FROM employees;

エラー内容: ERROR: relation "employees" does not exist

対策: 正しいテーブル名を使用しているか確認する。


SELECT * FROM employee;

2. カラム名の間違い

存在しないカラム名を指定するとエラーになります。


SELECT fullname FROM employee;

エラー内容: ERROR: column "fullname" does not exist

対策: 正しいカラム名を指定する。


SELECT name FROM employee;

3. WHERE句の条件ミス

WHERE句で条件を間違えると、期待したデータが取得できないことがあります。


SELECT * FROM employee WHERE age = "30";

エラー内容: ERROR: column "age" is of type integer but expression is of type text

対策: 数値型のカラムには、クォーテーションを使わない。


SELECT * FROM employee WHERE age = 30;

4. ORDER BYの使用ミス

カラム名を間違えると、ソートがうまく動作しません。


SELECT * FROM employee ORDER BY ages ASC;

エラー内容: ERROR: column "ages" does not exist

対策: 存在するカラムを正しく指定する。


SELECT * FROM employee ORDER BY age ASC;

このように、よくあるエラーを理解し、正しいSQL文を書けるようにしましょう!

この記事を読んだ人からの質問

この記事を読んだ人からの質問
この記事を読んだ人からの質問

プログラミング初心者からのよくある疑問/質問を解決します

質問1:SQLのSELECT文とは、具体的にどのような目的で使われる命令ですか?

回答1:SQLのSELECT文は、リレーショナルデータベース内に保存されているテーブルから、必要なデータを取得するために使用される最も基本的な命令です。例えば、社員情報が保存されているデータベースから特定の個人の名前や給与などの情報を呼び出したいときに使用します。この命令を使うことで、膨大なデータの中から自分が必要としている情報だけを正確に抽出して表示させることが可能になります。プログラミングやデータ分析の現場では欠かせない操作です。
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