Java の開発環境をパソコンに作る方法(初心者向け)
新人
「Javaを勉強し始めたいんですけど、最初に何を準備すればいいんでしょうか?」
先輩
「まずはパソコンにJavaの開発環境を作ることから始めよう。必要なソフトをインストールすれば、すぐにプログラムが書けるようになるよ。」
新人
「開発環境ってよく聞くけど、何を意味しているんですか?」
先輩
「いい質問だね。じゃあ、Javaの開発環境について順番に説明していこうか!」
1. Javaの開発環境とは?
Javaの開発環境とは、Javaでプログラムを作成・実行・デバッグするために必要なソフトウェアの組み合わせのことです。Javaはただインストールしただけでは使えず、コードを書くためのツールも一緒に用意する必要があります。
これからJavaを始める初心者が開発を行うためには、以下の3つの要素が基本になります。
- JDK(Java Development Kit):Javaの開発に必要な基本ツールが入っています。
- エディタや統合開発環境(IDE):Javaのコードを書くためのアプリ(今回はPleiadesを使用)
- 動作確認のためのコンソールや実行環境:プログラムを動かして結果を確認します。
Javaを学ぶにはまず「パソコンで開発できる環境を整える」ことが第一歩です。この環境が整えば、簡単なJavaプログラムから本格的なシステム開発まで行えるようになります。
初心者でも迷わず準備できるように、次のステップでは必要なツールを順番に紹介していきます。
2. Java開発に必要なものを準備しよう
ここでは、Java 開発環境を整えるために必要なソフトウェアをわかりやすく解説します。インストール手順については次回の記事で詳しく説明する予定ですが、今回は「何が必要なのか」を把握しておきましょう。
JDK(Java開発キット)
JDK(Java Development Kit)は、Javaプログラムを作成して動かすための基本的なソフトです。Javaのコンパイルや実行に使われるツールがセットになっています。
Oracle社が提供するものや、OpenJDKと呼ばれるオープンソース版もありますが、初心者であればPleiadesパッケージに含まれているOpenJDKを使うのが簡単です。
Pleiades(プレアデス)
Pleiadesは、日本語化された統合開発環境(IDE)で、初心者でも使いやすいのが特徴です。Eclipseという有名な開発ツールをベースに、日本語の表示や便利なツールが追加されています。
初心者でもメニューやエラー表示が日本語で理解できるため、迷うことなくプログラムを書き始めることができます。
Webブラウザ(ダウンロード用)
PleiadesやJDKは、インターネットからダウンロードしてインストールする必要があります。そのため、Google ChromeやMicrosoft EdgeなどのWebブラウザも活用します。
Javaファイルの保存先(フォルダ)
Javaのプログラムは、.javaという拡張子のついたファイルで保存されます。保存場所を整理しておくと、後で実行や編集がしやすくなります。
たとえば以下のようなフォルダを作っておくと便利です。
C:\java-workspace\my-first-project\
このように、Java 初心者にとって最初にやるべきことは「必要なソフトとフォルダの準備」です。これらを整えれば、すぐにJavaの学習を始めることができます。
3. Pleiadesのダウンロードとインストール手順
Java 開発環境を整えるうえで最も重要な作業の一つが、統合開発環境(IDE)のインストールです。ここでは、初心者でも安心して使える日本語対応のIDEであるPleiades(プレアデス)のインストール方法を紹介します。
Pleiadesとは?
Pleiadesは、Eclipseという開発ツールを日本語化し、便利なプラグインを追加したパッケージです。日本語のメニューやエラー表示で、初心者でも操作に迷いにくく、Java Pleiades 設定の第一歩として多くの学習者に利用されています。
ダウンロード手順
まずはWebブラウザを開いて、以下の公式サイトにアクセスします。
トップページにある「Pleiades All in One ダウンロード」のリンクをクリックします。
「Full Edition(フルエディション)」の中から、「Java」バージョン(例:Java 17版)を選択してください。
Windowsの方は「Windows 64bit版」を、Macの方は「macOS版」を選びましょう。
インストール手順(Windowsの場合)
- ダウンロードしたZipファイルを解凍します。
- 解凍フォルダの中にある
eclipse.exeをダブルクリックします。 - 初回起動時に「ワークスペースの選択」画面が表示されます。
ここでは、あらかじめ作っておいた作業フォルダ(例:C:\java-workspace)を指定します。
このフォルダが、Javaプロジェクト 作成の基準となる場所になります。
注意ポイント
- フォルダ名に全角文字や空白を使わないようにしましょう。
- インストール先フォルダのパスが深すぎると一部の処理でエラーになることがあります。
初心者のうちは「よくわからないけどエラーが出た」という場面があるかもしれません。Pleiadesは安定して動作するツールですが、解凍後に直接実行する点や、日本語ファイルパスの扱いに注意が必要です。
4. Javaプロジェクトを作成してみよう
続いて、インストールしたPleiadesを使ってJava 開発スタートするための、プロジェクト作成手順を紹介します。
新規Javaプロジェクトの作成
- Pleiadesを起動し、メニューの[ファイル] → [新規] → [Javaプロジェクト]をクリックします。
- プロジェクト名を入力します(例:
MyFirstJava)。 - 「JREの使用」欄は、「デフォルトのJREを使用」にチェックが入っていることを確認します。
- [完了]ボタンをクリックします。
これで、Javaプロジェクトの作成が完了です。Pleiadesの左側にある「パッケージ・エクスプローラー」にプロジェクトが表示されます。
最初のJavaクラスを作成
- プロジェクト名を右クリックし、[新規] → [クラス]を選びます。
- 「名前」の欄にクラス名(例:
HelloJava)を入力します。 - 「
public static void main(String[] args)を含む」にチェックを入れてください。 - [完了]ボタンを押すと、エディタにJavaファイルが表示されます。
これで、Javaの基本構造が書かれた状態でファイルが自動生成されます。
public class HelloJava {
public static void main(String[] args) {
System.out.println("はじめてのJavaプログラム!");
}
}
はじめてのJavaプログラム!
このコードは、Javaを学び始めた人が最初に書く「Hello World」にあたるものです。
プログラムの実行方法
- エディタ上でプログラムを開いた状態にします。
- 画面上部の緑色の再生ボタン(▶)をクリックします。
- 「コンソール」に結果が表示されれば成功です。
プロジェクト作成時の注意点
- プロジェクト名やクラス名には全角文字や記号を使わないでください。
- ファイル名とクラス名が一致していないと、エラーが発生します。
- 拡張子
.javaが正しくついているか確認しましょう。
ここまでできれば、Java プロジェクト 作成の基本はばっちりです。次回は、もう少し実践的なコードを書いてJavaの基本文法を学んでいきましょう。
5. Javaプログラムを実行するまでの流れ
ここでは、実際にJava 実行方法を学ぶために「Hello World」プログラムを例に、Javaの流れを整理していきます。Pleiades上で作成したJavaファイルを、どうやって実行するのかを順番に見ていきましょう。
Javaプログラムの基本構造
以下は、最も基本的なJavaのプログラム例です。「こんにちは、Java!」と表示するだけのシンプルなコードです。
public class HelloJava {
public static void main(String[] args) {
System.out.println("こんにちは、Java!");
}
}
こんにちは、Java!
このコードは、クラス名HelloJavaの中に、mainメソッド(Javaの入口)を定義しています。System.out.println()は、文字を表示する命令です。
実行の手順
- Javaファイル(例:HelloJava.java)を開く
- 画面上部の緑の「▶」ボタンをクリック
- 下部の「コンソール」欄に実行結果が表示される
「コンソール」に「こんにちは、Java!」と表示されていれば成功です。これであなたのパソコンはJavaの実行ができる状態になりました。
6. 実行時によくあるエラーとその対処法
Java 初心者 エラー対処では、次のようなよくあるトラブルが起こることがあります。それぞれの原因と解決法をやさしく解説します。
クラス名とファイル名が違う
Javaでは「クラス名」と「ファイル名」を一致させる必要があります。たとえば、クラス名がHelloJavaなら、ファイル名はHelloJava.javaにする必要があります。
間違いの例:クラス名がHelloJavaなのに、ファイル名がTest.javaになっているとエラーになります。
mainメソッドが正しく書かれていない
Javaはmainメソッドから実行が始まります。以下のような形が正しい構文です。
public static void main(String[] args) {
// 実行したい処理
}
よくある間違い:String args[]の綴りが間違っている、mainをMainと大文字にしてしまう、などです。
保存していないまま実行しようとした
コードを書き換えたあと、保存せずに実行ボタンを押すと、前の内容で実行されてしまいます。[Ctrl + S]やメニューの[ファイル]→[保存]で保存してから実行しましょう。
ファイルの場所を移動した
エクスプローラー上でJavaファイルを移動すると、Pleiadesがファイルを見つけられずにエラーになることがあります。プロジェクトフォルダ内のファイルはIDE上で移動させましょう。
7. 次に進むステップの案内
ここまでで、Java 最初の一歩として、開発環境の構築から基本的なプログラムの作成・実行までを体験できました。お疲れさまでした!
次は、実際にどのようにJavaのコードを書いていくのか、Javaの文法やプログラム構成について学んでいきましょう。
「Java プログラムの書き方・基本の構成まとめ」という別記事で、次のステップとしてコードの書き方やルールなどを詳しく解説していますので、ぜひそちらに進んでみてください。
最初は難しく感じるかもしれませんが、一歩ずつ丁寧に学べば必ずできるようになります。自分の手でコードを書き、動かせる喜びを少しずつ感じていきましょう!
次の記事では、Javaのコードの構造や記述ルールについて詳しく解説していきます。ここまで進めたあなたなら、次のステップにも自信をもって進めるはずです!