カテゴリ: Java 更新日: 2025/06/01

Javaの演算子とは?基本のしくみを解説

Java の演算子とは?基本のしくみを解説
Java の演算子とは?基本のしくみを解説

新人と先輩の会話形式で理解しよう

新人

「Javaの勉強をしているんですが、『演算子』って何なんですか?たまに見かける記号みたいなやつですか?」

先輩

「そのとおり。演算子はJavaで『計算』や『比較』などをするために使う記号のことなんです。」

新人

「なるほど。よく『+』とか『==』とか見かけるけど、それも演算子なんですね!」

先輩

「そうだよ。じゃあ今回は、Javaの演算子の基本についてやさしく解説していこう。」

1. Javaの演算子とは?

1. Javaの演算子とは?
1. Javaの演算子とは?

Javaの演算子(えんざんし)とは、プログラムの中で「値を計算したり」「値を比べたり」するときに使う記号のことです。

たとえば、「2つの数を足す」ときには+(プラス)を使います。これが「加算演算子」と呼ばれる演算子です。

また、「2つの値が同じかどうか比べる」には==(イコールイコール)という演算子を使います。これは「比較演算子」です。

このように、Javaではさまざまな演算子を使って、値に対していろいろな操作ができます。

2. なぜ演算子が必要なのか

2. なぜ演算子が必要なのか
2. なぜ演算子が必要なのか

Javaでは、プログラムで計算や条件判断を行うために、演算子が必要です。

たとえば、商品の合計金額を計算したり、ユーザーが入力した値が正しいかどうかを判断したりするときに、演算子がとても役立ちます。

もし演算子がなければ、足し算や引き算をするだけでも、とても複雑なコードを書く必要が出てきてしまいます。

演算子を使えば、下のようにシンプルに処理を書くことができます。


public class OperatorExample {
    public static void main(String[] args) {
        int price = 1000;
        int quantity = 3;
        int total = price * quantity;
        System.out.println(total);
    }
}

このように、*という演算子を使うことで、「掛け算」が簡単にできます。

3. Javaで使える代表的な演算子の種類

3. Javaで使える代表的な演算子の種類
3. Javaで使える代表的な演算子の種類

Javaでは、いろいろな種類の演算子が用意されています。それぞれの演算子は、使い方や目的が異なります。

ここでは、代表的な演算子の種類を簡単に紹介しておきます。具体的な使い方は、それぞれの演算子の解説記事で詳しく説明していきます。

● 算術演算子

数値の計算をする演算子です。

  • +:足し算
  • -:引き算
  • *:掛け算
  • /:割り算
  • %:余り(割ったあとの余り)
● 比較演算子

2つの値を比べて、結果をtruefalseで返す演算子です。

  • ==:等しい
  • !=:等しくない
  • >:より大きい
  • >=:以上
  • <:より小さい
  • <=:以下
● 論理演算子

複数の条件を組み合わせるための演算子です。

  • &&:両方ともtrueならtrue
  • ||:どちらかがtrueならtrue
  • !truefalseに、falsetrueに反転
● 代入演算子

変数に値を入れるために使います。

  • =:右の値を左の変数に代入

このように、Javaの演算子にはいろいろな種類があり、それぞれの役割を覚えることでプログラムの幅が広がります。

これらの演算子については、今後の記事で一つひとつ詳しく解説していく予定です。

4. Javaの演算子を使った簡単なサンプルコード

4. Javaの演算子を使った簡単なサンプルコード
4. Javaの演算子を使った簡単なサンプルコード

ここでは、演算子を実際に使ったJavaのプログラム例を紹介します。変数を使って計算を行い、その結果を表示するだけのシンプルなサンプルです。


public class SimpleOperatorExample {
    public static void main(String[] args) {
        int a = 10;
        int b = 3;

        int sum = a + b;
        int difference = a - b;
        int product = a * b;
        int quotient = a / b;
        int remainder = a % b;

        System.out.println("足し算:" + sum);
        System.out.println("引き算:" + difference);
        System.out.println("掛け算:" + product);
        System.out.println("割り算:" + quotient);
        System.out.println("余り:" + remainder);
    }
}

このように、+-*などの算術演算子を使えば、数値の計算が簡単にできます。

5. よくある間違いや初心者がつまずきやすいポイント

5. よくある間違いや初心者がつまずきやすいポイント
5. よくある間違いや初心者がつまずきやすいポイント

Javaの演算子を使うとき、初心者がよく間違えるポイントのひとつが===の違いです。

=は代入演算子

右側の値を、左側の変数に入れる(代入する)ときに使います。

例:int num = 5;

==は比較演算子

2つの値が同じかどうかを比べるときに使います。

例:num == 5(numが5と等しいかを調べる)

間違った例を見てみましょう。


public class ErrorExample {
    public static void main(String[] args) {
        int num = 5;
        if (num = 5) { // これは間違い! = は代入なのでエラーになる
            System.out.println("numは5です");
        }
    }
}

このように、=を条件の中で使うと、「比較」ではなく「代入」として扱われるため、エラーや思わぬ動作の原因になります。

正しい書き方はこちらです。


public class CorrectExample {
    public static void main(String[] args) {
        int num = 5;
        if (num == 5) {
            System.out.println("numは5です");
        }
    }
}

6. 演算子を使いこなすための考え方

6. 演算子を使いこなすための考え方
6. 演算子を使いこなすための考え方

Javaの演算子は、一度覚えてしまえばとても便利に使えます。でも最初は、種類が多くて混乱するかもしれません。

そんなときは、まずは簡単なプログラムから試してみるのがいちばんです。

● ポイント
  • まずは算術演算子(+ - * / %)をしっかり使えるようにする
  • 次に比較演算子(== != > <など)で条件の判定に慣れる
  • 最後に論理演算子(&& || !)を使って複雑な条件を組み合わせる

演算子は、Javaでプログラムを書くときに必ず使う基本要素です。小さなコードを書いて、ひとつひとつ試していくことで、自然と使えるようになります。

演算子の使い方をしっかり理解すれば、if文などの条件分岐を使った処理でも役立つ場面が増えていきます。

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