Javaの演算子とは?基本のしくみを解説
新人
「Javaの勉強をしているんですが、『演算子』って何なんですか?たまに見かける記号みたいなやつですか?」
先輩
「そのとおり。演算子はJavaで『計算』や『比較』などをするために使う記号のことなんです。」
新人
「なるほど。よく『+』とか『==』とか見かけるけど、それも演算子なんですね!」
先輩
「そうだよ。じゃあ今回は、Javaの演算子の基本についてやさしく解説していこう。」
1. Javaの演算子とは?
Javaの演算子(えんざんし)とは、プログラムの中で「値を計算したり」「値を比べたり」するときに使う記号のことです。
たとえば、「2つの数を足す」ときには+(プラス)を使います。これが「加算演算子」と呼ばれる演算子です。
また、「2つの値が同じかどうか比べる」には==(イコールイコール)という演算子を使います。これは「比較演算子」です。
このように、Javaではさまざまな演算子を使って、値に対していろいろな操作ができます。
2. なぜ演算子が必要なのか
Javaでは、プログラムで計算や条件判断を行うために、演算子が必要です。
たとえば、商品の合計金額を計算したり、ユーザーが入力した値が正しいかどうかを判断したりするときに、演算子がとても役立ちます。
もし演算子がなければ、足し算や引き算をするだけでも、とても複雑なコードを書く必要が出てきてしまいます。
演算子を使えば、下のようにシンプルに処理を書くことができます。
public class OperatorExample {
public static void main(String[] args) {
int price = 1000;
int quantity = 3;
int total = price * quantity;
System.out.println(total);
}
}
このように、*という演算子を使うことで、「掛け算」が簡単にできます。
3. Javaで使える代表的な演算子の種類
Javaでは、いろいろな種類の演算子が用意されています。それぞれの演算子は、使い方や目的が異なります。
ここでは、代表的な演算子の種類を簡単に紹介しておきます。具体的な使い方は、それぞれの演算子の解説記事で詳しく説明していきます。
数値の計算をする演算子です。
+:足し算-:引き算*:掛け算/:割り算%:余り(割ったあとの余り)
2つの値を比べて、結果をtrueかfalseで返す演算子です。
==:等しい!=:等しくない>:より大きい>=:以上<:より小さい<=:以下
複数の条件を組み合わせるための演算子です。
&&:両方ともtrueならtrue||:どちらかがtrueならtrue!:trueをfalseに、falseをtrueに反転
変数に値を入れるために使います。
=:右の値を左の変数に代入
このように、Javaの演算子にはいろいろな種類があり、それぞれの役割を覚えることでプログラムの幅が広がります。
これらの演算子については、今後の記事で一つひとつ詳しく解説していく予定です。
4. Javaの演算子を使った簡単なサンプルコード
ここでは、演算子を実際に使ったJavaのプログラム例を紹介します。変数を使って計算を行い、その結果を表示するだけのシンプルなサンプルです。
public class SimpleOperatorExample {
public static void main(String[] args) {
int a = 10;
int b = 3;
int sum = a + b;
int difference = a - b;
int product = a * b;
int quotient = a / b;
int remainder = a % b;
System.out.println("足し算:" + sum);
System.out.println("引き算:" + difference);
System.out.println("掛け算:" + product);
System.out.println("割り算:" + quotient);
System.out.println("余り:" + remainder);
}
}
このように、+や-、*などの算術演算子を使えば、数値の計算が簡単にできます。
5. よくある間違いや初心者がつまずきやすいポイント
Javaの演算子を使うとき、初心者がよく間違えるポイントのひとつが=と==の違いです。
=は代入演算子右側の値を、左側の変数に入れる(代入する)ときに使います。
例:int num = 5;
==は比較演算子2つの値が同じかどうかを比べるときに使います。
例:num == 5(numが5と等しいかを調べる)
間違った例を見てみましょう。
public class ErrorExample {
public static void main(String[] args) {
int num = 5;
if (num = 5) { // これは間違い! = は代入なのでエラーになる
System.out.println("numは5です");
}
}
}
このように、=を条件の中で使うと、「比較」ではなく「代入」として扱われるため、エラーや思わぬ動作の原因になります。
正しい書き方はこちらです。
public class CorrectExample {
public static void main(String[] args) {
int num = 5;
if (num == 5) {
System.out.println("numは5です");
}
}
}
6. 演算子を使いこなすための考え方
Javaの演算子は、一度覚えてしまえばとても便利に使えます。でも最初は、種類が多くて混乱するかもしれません。
そんなときは、まずは簡単なプログラムから試してみるのがいちばんです。
- まずは算術演算子(
+ - * / %)をしっかり使えるようにする - 次に比較演算子(
== != > <など)で条件の判定に慣れる - 最後に論理演算子(
&& || !)を使って複雑な条件を組み合わせる
演算子は、Javaでプログラムを書くときに必ず使う基本要素です。小さなコードを書いて、ひとつひとつ試していくことで、自然と使えるようになります。
演算子の使い方をしっかり理解すれば、if文などの条件分岐を使った処理でも役立つ場面が増えていきます。