Javaの比較演算子(==, !=, >, <)で値を比べよう
新人
「Javaで2つの値を比べたいんですけど、どうすればいいんですか?」
先輩
「そんなときは『比較演算子』を使うといいよ。数が同じかどうか、大きいか小さいかを判断できるんだ。」
新人
「そうなんですね!記号を使って比べる感じですか?」
先輩
「その通り!基本的な比較演算子を一緒に確認してみよう。」
1. 比較演算子とは何か
Javaの比較演算子(ひかくえんざんし)とは、2つの値を比べて、「同じか」「違うか」「大きいか」「小さいか」を判断するために使う記号です。
比較演算子は、結果としてtrue(真)かfalse(偽)という値を返します。これを使って条件判断や分岐処理のもとになります。
たとえば、年齢が18歳以上かどうかを判断するときに、>=という比較演算子を使って判断することができます。
2. よく使う比較演算子の種類と意味
Javaでよく使われる比較演算子には、次のようなものがあります。
==:左と右が「等しい」かどうかを調べる!=:左と右が「等しくない」かどうかを調べる>:左が右より「大きい」かを調べる<:左が右より「小さい」かを調べる
これらの演算子を使うことで、2つの数値や変数の関係をチェックできます。
3. 簡単な比較の例
では、実際にJavaのコードで比較演算子を使ってみましょう。
public class ComparisonExample {
public static void main(String[] args) {
int a = 10;
int b = 7;
System.out.println("a == b: " + (a == b));
System.out.println("a != b: " + (a != b));
System.out.println("a > b: " + (a > b));
System.out.println("a < b: " + (a < b));
}
}
このコードをEclipseで実行すると、以下のように出力されます。
a == b: false
a != b: true
a > b: true
a < b: false
このように、比較演算子を使うことで、数値どうしの関係を簡単に調べることができます。
4. 比較演算子の結果は true または false
比較演算子を使った計算の結果は、trueまたはfalseのどちらかになります。
これはJavaで「論理型(boolean)」という型になります。たとえば、ある条件が成り立つかどうかを判定したいときに、比較演算子を使えばtrue(成り立つ)かfalse(成り立たない)かをプログラムで知ることができます。
public class BooleanResultExample {
public static void main(String[] args) {
int score = 85;
boolean isPass = score >= 70;
System.out.println("合格か?: " + isPass);
}
}
合格か?: true
この例では、score >= 70という比較を行って、結果をboolean型のisPassという変数に代入しています。こうすることで、プログラム内で条件を保持して、あとで使い回すこともできます。
このように、比較演算子は条件の判定にとても重要な役割を果たします。
5. 注意点:= と == の違いを正しく理解しよう
初心者がよく間違えるポイントのひとつが、=と==の違いです。
=は「代入演算子」と呼ばれ、右側の値を左側の変数に入れるために使います。一方、==は「比較演算子」で、左と右が同じかどうかを調べるために使います。
たとえば、次のコードを見てみましょう。
public class EqualMistakeExample {
public static void main(String[] args) {
int x = 5;
if (x = 10) { // ここでエラー!
System.out.println("xは10です");
}
}
}
このコードはx = 10と書いてしまっているため、xに10を代入する処理になってしまい、if文の中にboolean型の結果がなくてエラーになります。
正しくは次のように==を使うべきです。
public class EqualCorrectExample {
public static void main(String[] args) {
int x = 5;
if (x == 10) {
System.out.println("xは10です");
}
}
}
このように、= は代入、== は比較と覚えておきましょう。書き間違えると、意図しない結果になったり、エラーになったりします。
6. 比較演算子を使う場面の例
Javaの比較演算子は、プログラム内で「条件によって処理を分けたい」ときにとても役立ちます。
たとえば、年齢に応じて料金を変えたいようなケースを考えてみましょう。
public class AgeFeeExample {
public static void main(String[] args) {
int age = 17;
int fee;
if (age < 18) {
fee = 500;
} else {
fee = 1000;
}
System.out.println("入場料は " + fee + " 円です");
}
}
入場料は 500 円です
このように、if文の条件の中に比較演算子を使うことで、「ある条件のときはこの処理、それ以外のときは別の処理」といった分け方ができます。
他にも、スコアが一定以上だったら「合格」、未満なら「不合格」と表示したいときなど、あらゆる場面で比較演算子は使われます。
public class ScoreExample {
public static void main(String[] args) {
int score = 60;
if (score >= 70) {
System.out.println("合格です");
} else {
System.out.println("不合格です");
}
}
}
不合格です
このように、比較演算子はJavaのプログラミングにおいて非常に基本的でありながら、どんなアプリケーションにも欠かせない重要な要素です。
プログラムの中で「〇〇のときだけ処理を行いたい」という場面が出てきたら、まずは比較演算子を使ってみましょう。