Java のデータ型とは?int、double、String などをやさしく紹介
新人
「Javaのコードを読んでいると、intとかStringってよく見かけるんですけど、これは何なんですか?」
先輩
「それはJavaの『データ型』だね。変数を使うときに、どんな種類のデータを保存するかを指定するんだよ。」
新人
「なるほど…。でも、なんでそんな種類分けが必要なんでしょうか?」
先輩
「いい質問だね。Javaでは型を決めることで、コンピュータが正しくデータを扱えるようになるんだ。これから詳しく説明していくよ!」
1. Java におけるデータ型とは?
Javaにおける「データ型」とは、変数にどんな種類のデータを保存するかを示すものです。Javaでは、数値や文字列など、さまざまな種類のデータを扱いますが、それぞれに合った型(データ型)を指定する必要があります。
たとえば、次のように宣言すると、int型の変数ageに数字の20を保存できます。
int age = 20;
また、文字列を保存するには、String型を使います。
String name = "さくら";
このように、Javaではどんなデータを使うのかを明確に指定するために、データ型を使う仕組みになっています。初心者のうちから、Javaのデータ型の基本をしっかり覚えておくことが大切です。
2. データ型が必要な理由
Javaのようなプログラミング言語では、データ型を指定しないと、コンピュータがそのデータをどう扱えばいいか分からなくなるため、エラーが発生したり、正しく動かなくなってしまいます。
たとえば、次のようなコードがあったとします。
int number = 100;
この場合、「numberという変数には整数が入るよ」という情報がintによって明確にコンピュータに伝わります。これがもしなければ、Javaは「文字?数字?小数点?」と混乱してしまいます。
つまり、データ型はJavaプログラムが正しく動くためのルールであり、コンピュータとの約束のようなものです。初心者の方も、最初からデータ型を意識することで、エラーの少ないコードを書くことができるようになります。
3. Java の基本的なデータ型の種類
Javaにはたくさんのデータ型がありますが、ここでは初心者の方がよく使う代表的な3つの型を紹介します。
intは、整数を保存するためのデータ型です。たとえば年齢や点数など、小数点のない数字に使います。
int score = 95;
doubleは、小数点を含む数を保存するためのデータ型です。たとえば金額や割合など、小数を扱いたいときに使います。
double price = 1980.5;
Stringは、文字のまとまり(文字列)を保存するためのデータ型です。名前やメッセージなどのテキストを扱うときに使います。
String greeting = "こんにちは";
これらのデータ型を使いこなすことで、Java でデータを正しく保存し、処理できるようになります。初心者の方も、まずはこの3つを使い分けられるようになれば、Javaプログラミングの基本がしっかり身につきます。
4. Java のデータ型を使ったコード例
ここでは、Java初心者の方にもわかりやすいように、int型、double型、String型の使い方をシンプルなコード例で紹介します。これらはJavaでよく使われる基本のデータ型です。
まずは、3つのデータ型を使って、名前・年齢・身長を表示するプログラムを作ってみましょう。
public class DataTypeExample {
public static void main(String[] args) {
String name = "たろう";
int age = 25;
double height = 172.5;
System.out.println("名前:" + name);
System.out.println("年齢:" + age + "歳");
System.out.println("身長:" + height + "cm");
}
}
名前:たろう
年齢:25歳
身長:172.5cm
このように、JavaではString型に文字列を、int型に整数を、double型に小数を保存して、それぞれを画面に表示することができます。実際にPleiades環境でこのコードを入力して動かすことで、Javaのデータ型の使い方に慣れていけます。
5. データ型ごとの使い分け
Javaでは、データの種類に応じて正しいデータ型を選ぶことがとても大切です。ここでは、int型・double型・String型をどんな場面で使うべきかをわかりやすく説明します。
小数点がない「整数」を使いたいときは、int型を使います。たとえば、年齢、人数、在庫の個数、点数など。
- 年齢 →
int age = 18; - 商品数 →
int stock = 12;
小数点がある数字を扱いたいときは、double型を使います。金額、距離、身長、割合などに適しています。
- 金額 →
double price = 980.5; - 体重 →
double weight = 65.3;
文字や文章などのテキストを扱いたいときは、String型を使います。名前、住所、メッセージなどが該当します。
- 名前 →
String name = "ゆうこ"; - メッセージ →
String msg = "ようこそ!";
初心者の方は、まずこの3つの型をしっかり使い分けられるようになると、Javaの変数やデータ保存の理解が深まります。
6. Eclipseでのデータ型の確認方法(Pleiades環境)
Javaのデータ型を使って変数を宣言したあと、本当にその型で正しく値が保存されているかを確認したいときがあります。Pleiadesを導入したEclipse環境では、変数の中身やデータ型を簡単に確認できます。
変数の値を確認したい場合は、System.out.println()を使って、コンソールに表示させましょう。
public class CheckType {
public static void main(String[] args) {
int number = 10;
System.out.println("数値:" + number);
}
}
数値:10
もっと詳しく確認したいときは、Eclipseのデバッグ機能を使いましょう。以下の手順で簡単に確認できます。
- ① 変数を使っている行の左側をクリックし、ブレークポイントを設定
- ② ツールバーの「虫のアイコン(バグ)」をクリックしてデバッグ実行
- ③ 画面左下の「変数ビュー」に変数の名前・型・値が表示される
この機能を使うことで、Javaのデータ型がどのように使われているかを確認しながら学習を進められます。特に初心者にとっては、実際に目で見て確認できるのが大きな安心材料になります。
Pleiades環境のEclipseを使えば、コードを実行しながらデータ型の確認もスムーズにできるため、Javaプログラミングの理解が深まりやすくなります。