Javaの変数名のつけ方を完全ガイド!初心者でもわかるルールとコツ
新人
「Javaの変数って、どんな名前をつければいいんですか?適当に 'aaa' とか 'test' にしても大丈夫ですか?」
先輩
「変数名はプログラムの中でとても重要です。意味のある名前にすることで、コードが読みやすくなり、あとで見返したときにも理解しやすくなるんですよ。」
新人
「へぇ〜。でも、どんなルールで名前をつければいいのかわからなくて……」
先輩
「じゃあ今回は、Javaでの変数名のつけ方と、そのルールやコツを丁寧に解説していこう!」
1. Javaで変数名をわかりやすくつけることの大切さ
Javaのプログラムを書くとき、変数名はただのラベルではなく、「その変数がどんな役割を持っているか」を表すとても重要な名前です。
例えば、商品の価格を入れる変数にpriceという名前をつければ、コードを読む人が「これは値段を表す変数だな」とすぐに理解できます。
逆に、意味のない名前(例:aaaやdata1など)にすると、プログラム全体の意味がわかりづらくなり、バグの原因にもなります。
特にチームで開発をするときや、あとから自分がコードを読み直すときには、わかりやすい変数名がとても役立ちます。
2. Javaでの変数名の基本ルール
Javaでは、変数名をつけるときに守らないといけない決まりがあります。以下のルールに従わないと、コンパイルエラーになってしまいます。
- 英字(
a~z、A~Z) - 数字(
0~9)※ただし、変数名の先頭に数字は使えません - アンダースコア(
_) - ドル記号(
$)※あまり使いませんが、使えます
- 先頭に数字を使う →
1price(NG) - Javaの予約語を使う →
intやclassなど(NG)
また、変数名は大文字と小文字を区別します。たとえばpriceとPriceは、Javaではまったく別の変数として扱われます。
3. Javaでよく使われる変数名のつけ方(キャメルケースと英単語の組み合わせ)
Javaの変数名の一般的な書き方には「キャメルケース(camelCase)」というスタイルがあります。
キャメルケースとは、複数の単語をつなげるときに、2つ目以降の単語の頭文字を大文字にする書き方です。
userName(ユーザーの名前)totalPrice(合計金額)isValid(有効かどうかを示す)
最初の単語は小文字で始め、2つ目以降の単語の最初だけを大文字にするのがポイントです。
Javaの変数名では、日本語は使えますが、基本的には英単語を使うことが一般的です。英語が苦手でも、よく使う単語は覚えておくと便利です。
name(名前)count(数)price(価格)number(番号)list(一覧)flag(真偽値の目印)
意味のある単語を組み合わせて、何のデータを扱っているかがひと目でわかる名前を心がけましょう。
サンプルコード:変数名の良い例と悪い例
実際に、わかりやすい変数名とわかりにくい変数名を比較してみましょう。
public class VariableNamingExample {
public static void main(String[] args) {
// わかりにくい変数名
int a = 1500;
int b = 2;
int c = a * b;
System.out.println(c);
// わかりやすい変数名
int pricePerItem = 1500;
int quantity = 2;
int totalPrice = pricePerItem * quantity;
System.out.println(totalPrice);
}
}
このように、変数名を工夫することで、コードを見たときに何をしているのかがすぐにわかるようになります。
4. NGな変数名の例とその理由
Javaでは自由に変数名をつけられますが、自由すぎると逆にわかりにくくなります。ここでは、よくあるNGな変数名の例と、その問題点を紹介します。
aaa、bbb→ 何のデータかわからないdata1、data2→ 数字の順番だけでは役割が不明
l(小文字のエル)やO(大文字のオー) → 数字の「1」や「0」と見分けがつきにくいflag→ 単体では何のフラグか不明。isLoginFlagのように意味を明確にするのが望ましい
temp(一時的な意味) → 実際の用途が温度なのか、仮データなのか不明
NGな変数名は、一見短くて便利に見えますが、あとから読み直すときに何を意味していたのか思い出せなくなります。意味のある名前をつけることが、ミスを防ぐ第一歩です。
5. 意味のある名前をつけるコツ(英語が苦手でも大丈夫)
英語が苦手でも、Javaでの変数名には少しずつ慣れていけば大丈夫です。難しい英単語を使う必要はなく、簡単でよく使われる単語を選べばOKです。
name(名前)price(価格)age(年齢)count(数)total(合計)number(番号)isで始める(isActiveなど) → 真偽値に使いやすい
これらの単語を2つ以上組み合わせると、より意味のある変数名になります。
userName(ユーザーの名前)productCount(商品の数)isLogin(ログインしているかどうか)
変数名は「誰が見てもすぐに意味がわかること」が大切です。辞書で調べながらでもよいので、少しずつ英単語に慣れていきましょう。
6. チーム開発でも伝わりやすい変数名を意識しよう
Javaでプログラムを書くときは、自分だけでなく「他の人も読む」ことを前提に変数名をつけるのが重要です。特にチーム開発では、わかりにくい名前を使うとメンバー全体に迷惑がかかってしまいます。
- 具体的な名前を使う →
countよりitemCountのほうがわかりやすい - 一貫性を持たせる → 同じ意味の変数には同じ命名スタイルを使う
- 命名規則を守る → Javaではキャメルケースが一般的
また、変数名を見ただけで、データの内容や型がある程度わかるようにすると、バグの予防にもなります。
- 省略しすぎ →
pcntやtmpなど、意味が伝わりづらい - 個人のクセが強い → 独自の略語や記号を使わない
チーム開発では「自分だけがわかる名前」ではなく、「みんながわかる名前」をつけることがとても大切です。変数名のつけ方ひとつで、チーム全体の生産性が大きく変わることもあるのです。