Java の double 型で小数を使ってみよう
新人
「先輩、Javaのdoubleって何に使うんですか?数字のようだけど、intとは違うんですか?」
先輩
「いいところに気がついたね!intは整数しか扱えないけど、doubleは小数を扱うためのデータ型なんだ。」
新人
「なるほど、小数が扱えるんですね!どんな場面で使うんですか?」
先輩
「金額や身長、割合など、小数が必要なデータのときに使えるよ。さっそくdouble型の使い方を見ていこう!」
1. double 型とは何か?
double型は、小数を扱うためのJavaのデータ型です。Javaにはさまざまなデータ型がありますが、doubleはその中でも「小数点を含む数」を保存するために使われます。
たとえば、商品の価格、身長、体重、割合などの数値を保存したいときにdouble型を使います。
以下のように使います。
double price = 1980.5;
double height = 165.2;
このように、小数点のある数字を変数に保存したいときは、Javaのdouble型が最適です。
2. double 型で扱えるデータの種類
double型は主に小数を扱うための型ですが、実はintと同じく整数も扱うことができます。
たとえば、以下のようなデータはすべてdouble型で扱うことが可能です。
- 123.45(小数)
- 0.0(小数)
- 50(整数)
- -12.75(マイナスの小数)
ただし、double型はあくまで小数用の型なので、整数しか使わないときはint型を使うのが一般的です。
3. double 型の基本的な使い方
double型の変数を使うには、次のように記述します。
double 変数名 = 小数値;
実際のコードで見てみましょう。たとえば、商品の単価と個数から合計金額を計算するプログラムは次のように書けます。
public class DoubleExample {
public static void main(String[] args) {
double price = 1980.5;
double quantity = 2;
double total = price * quantity;
System.out.println("合計金額:" + total + "円");
}
}
合計金額:3961.0円
このように、double型を使えば、小数点を含む値の保存や計算ができます。int型では扱えない小数の計算も、double型ならば正しく処理できます。
初心者の方も、Javaのプログラムで金額や割合などの「小数のあるデータ」を扱うときは、double型を使うようにしましょう。
4. double 型の変数を使ったコード例
Javaのdouble型は、小数を使った計算にとても便利です。ここではdouble型の変数を使った簡単なコード例を紹介します。
たとえば、商品の単価と個数から合計金額を計算するには、以下のように書けます。
public class DoubleCalcExample {
public static void main(String[] args) {
double price = 980.5;
double quantity = 2;
double total = price * quantity;
System.out.println("合計金額:" + total + "円");
}
}
合計金額:1961.0円
このように、Javaで小数を扱うにはdouble型を使いましょう。int型では整数しか使えませんが、double型なら小数を含む正確な計算ができます。
5. double 型を使うときの注意点
double型を使うときは、いくつかのポイントに注意が必要です。ここでは初心者向けに、よくある間違いや注意点をまとめて紹介します。
Javaではint型同士の割り算は整数として扱われるため、小数部分が切り捨てられます。正しく小数を得たい場合は、double型を使うようにしましょう。
int a = 5;
int b = 2;
double result = a / b; // → 2.0 になってしまう
System.out.println(result);
2.0
正しく小数にしたい場合は、どちらかをdouble型に変える必要があります。
double a = 5;
double b = 2;
double result = a / b; // → 2.5 になる
System.out.println(result);
2.5
double型の変数には、文字列(例:"123.4")を入れることはできません。文字列はString型として扱う必要があります。
// エラーになるコード
double weight = "65.3"; // これは文字列であり、数値ではない
このように、Javaのデータ型にはルールがあり、正しい型で値を保存しないとエラーになります。特に初心者の方は、数字と文字列を混同しないように注意しましょう。
6. Eclipseでdouble 型の値を確認する方法(Pleiades環境)
Javaのdouble型を使ってプログラムを書いたら、その変数に正しく小数の値が入っているかを確認したくなりますよね。Pleiades環境のEclipseを使えば、簡単に確認できます。
一番かんたんな方法は、System.out.println()を使ってコンソールに表示することです。
public class CheckDouble {
public static void main(String[] args) {
double temp = 36.5;
System.out.println("現在の体温:" + temp + "度");
}
}
現在の体温:36.5度
このようにすれば、double型の変数にどんな値が入っているのかを確認できます。
もっと詳しく確認したい場合は、Eclipseのデバッグモードが便利です。以下の手順で使えます。
- ① 確認したい行の左側(行番号の横)をクリックしてブレークポイントを設定
- ② メニュー上部の「虫アイコン(デバッグ)」をクリックしてデバッグ実行
- ③ 画面左下の「変数ビュー」に、変数の名前・型・値が表示される
この方法を使えば、プログラムを止めてじっくりとdouble型の変数の中身を確認できます。Java初心者の方が理解を深めるためにも、デバッグ機能を活用するのがおすすめです。